さらに歴史を調べてみますと現存する「世界最古の喫茶店(カフェ)」はパリのカフェ・プロコップとか、ベネチアのカフェ・フローリアン、地中海に面したチュニジアのカフェ・デ・ナットなどなど説があるようです。
日本の事情はどうかと調べますと、1888年に東京下谷の可否茶館から喫茶店はスタートし、1920年代に喫茶店ブームを呼び、様々な形態(ジャズ喫茶、名曲喫茶などなど)の喫茶店ができました、1970年代には純喫茶のブームがあり、コダワリのコーヒーを出す個人営業の純喫茶が増えました。しかし、現在は個人営業の喫茶店はその数を減らす一方で、チェーン企業によるセルフサービスの喫茶店が隆盛を極めています。
シアトル発のスターバックスの成功を後追いする形で、既存コーヒー・チェーンもエスプレッソをベースとしたコーヒー・バリエーションを提供するセルサービスのコーヒー・ショップの展開を始め、また他業種から参入し店舗数を延ばしている企業も生まれています。
ここで特筆すべきは女性の愛好者が増えたことです。とは言っても、コーヒーの愛好者と言うのちょっと違うように感じます。それらの女性がオーダーするのはブレンド・コーヒーとかストレート・コーヒーではなく、概ね、カフェラテ、カプチーノに代表されるコーヒー・バリエーションです。ということでコーヒー・バリエーションの愛好者だと思うのです。(^^;
#異論反論は有ると思いますが、コーヒー・バリエーションとブレンドなどのコーヒーは別の飲み物だと思うのです。
その女性に支持されているのはスタバことスターバック・コーヒーです。銀座に一号店をオープン以来2006年11月642店舗(11月24日付けスターバックスの月次IRレポートより)を数えるまでになっています。
日本進出前のスターバックスを米国ニューヨークで視察した時は、カプチーノなどのコーヒー・バリエーションの売上構成比はそれ程多くなく、顧客の認識でもプレミアム・コーヒーの店と言う物でした。
私の少ない経験では、従来のアメリカのコーヒーは、もっと浅煎りの豆を使ったお茶と同じと思われる程軽いコーヒーでしたが、スター・バックスは深煎りの豆を使ったプレミアム・コーヒーのチェーンと言う認識です。
米国のビジネスマンの朝は日本より早く、出勤前にコーヒーショップへ立ち寄り、大きなカップのコーヒーと合わせてペストリーなど購入し、出勤したオフィスで朝食を摂るというスタイルが多いようで、スターバックスもその限られた短時間のモーニング・タイムにどれだけのドリップコーヒーが捌けるかが売上を大きく左右すると聞いていました。
マンハッタンのコーヒーショップに朝立ち寄りますと、幾つものコーヒーがポットに入って並んでいます。デカフェ、ブレンド、フレーバー・コーヒーなどなど。そのポットからセルフサービスでお気に入りのコーヒーをカップに注ぎレジでペストリーと合わせて会計、足早に去っていくビジネスマンの姿を見ることが出来ます。
以下次号へ続く.




コメントする