| Home | Books | Diary | New Concept | Shop watching | What New | e-Mags SNS | eMagazine | イーマグズ | 会社概要 |

HongCho ぶるだっく 渋谷店

| | コメント(0) | トラックバック(0)

気になるショップ・ウオッチング第四回

HongCho ぶるだっく 渋谷店

bullduck.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 


韓国生まれの「ぶるだっく」2002年にHongChoのご主人が新しく考案した料理だそうで元祖ぶるだっくを名乗られてます。韓国ではなんと既に160店舗展開中。渋谷店は2005年4月にオープンのようです。サイトを見ますと、赤坂店とFCとして大阪の心斎橋店が開店しています。新宿にも開店予定のようですね。

ところで、ぶるだっくと言っても、いぬのブルドックではありません。だっくはドナルドダックのダックでもありません。(^^;

簡単に言えば串に刺してない焼き鳥です。但し味付けは強烈な辛味を持ったHongChoぶるだっくの特製漬けダレ。辛味があって甘みがあって複雑な味わいです。鶏は地鶏を使っていないと思います。一切れが普通の焼き鳥の倍から三倍はある大きさですので、地鶏を使うとちょっと大きすぎるのでしょう。

また、辛味が強いので地鶏のように脂分が少ない鶏だと合わないのかも知れません。KFCのように若鶏を使っているようです。

串に刺していない焼き鳥と言いますと九州の宮崎地鶏を思い浮かべます。直火で焼いていますので焦げ臭が宮崎地鶏を思い浮かべさせるものもあり、なかなか美味しいです。でも、辛い!!!びっくりマーク3つでは足りないくらい辛いです。でも美味い!くせになるかもです。

場所は井の頭線の横、東急プラザ側と言いますか、JR渋谷駅からだと名物モアイ像側のバスターミナルを挟んで向かい側東急プラザの横のビルの裏側2Fです。1Fが中華やさんですからちょっと上を見ながら歩くとでっかい看板が見えます。

店内はモダンなインテリア、ガラスに仕切られたキッチンで、ファイヤー!!東京スンドゥブと同じようにファイヤー!です。キッチン内は煙がかなり立ち込めています。その煙が少し客席まで流れてきます。狙っていないと思いますが微妙なバランスでぶるだっくを焼く香りが食欲をそそります。

今は、とりあえず焼ければ良いやのキッチンだと見えました。オーダーを取ってから提供するまでに15分ほど、満席時には多分もっとかかっているでしょう。今日8月14日のランチは12時半に入って席が空いてましたので直ぐオーダー、料理が届くのに15分半程かかりました。ぶるだっくの定食1000円なり。ぶるだっくとご飯にスープ+キムチです。アフタードリンクは+100円。ランチタイムは他にも丼物があります。こちらは豚かるびどん600円なんてのもあります。その他いろいろ。ぶるだっく丼があればよかったのですがねぇ。

韓国の店では夕方からの営業で、客の滞留時間が45分ほど、4~5回転するそうです。日本出店にあたってもそのつもりで事業計画を立てたそうですが、日本の場合は滞留時間が90分ほどになり韓国の倍、とんだ計算違いですね。

TVのニュースを見ましたら、どこかのコンサルタントに相談されたようですが、回転率の悪さを客単価アップでカバーするアドバイスを受けていらっしゃいました。そのアドバイスを受けてメニュー数を増やす方策を取られるそうです。しかし、現在の客単価2500円から3000円とうかがいましたので、そこから更に客単価アップは辛いものがあるでしょう。

申し訳ありません、苦言を呈しますが、3500円以上の客単価を取るにはインテリア、椅子、テーブルなど全体のバランスが悪いようです。

仮に客単価アップがなされても、さらに顧客の滞留時間が延びて回転率が落ち、悪循環とならなければ良いのですが。

ここはやはり、韓国で成功している、高回転率のお店を作るためにはどうすれば良いかを、根本的に考える事が必要かと思います。

方法としては、これが一番重要です。オーダーから提供までの時間を早くする事。クイック・サービスができなければ、その他のいろいろな方策も効果が上がりません。

その後、音楽をアップテンポの曲にしてボリュームを少し上げるなど、店内の賑わい感を大きく出して飲食のスピードを上げ、顧客の滞留時間の短縮を図る事。スタッフの動きをきびきびさせスピード感を維持する事。キッチン・スタッフとホールのスタッフはもっと声を掛け合うこと事が必要でしょう、全体に声が出ていない印象です。カフェとか静かな雰囲気のレストランではありませんので、もっと声を出したほうが賑わい感とか楽しさとかが演出できるでしょう。

私が訪れた時は、ランチタイム74席をホールスタッフがマネージャーと合わせて3人でした。テーブルサービスではちょっと難しいでしょう。昼1回転であればそれで良いかもしれませんが、2回転出来れば2.5回転~3回転を考えると、ランチタイム時にはホールを5人体制位にした方が良いでしょう。

3人体制でレジまでやってますから、テーブルの片づけが追いつかないですし、2~3組新規の客が来ますと水をサービスするのも間々ないらないようです。まあ、テーブルの片付け、水のサービスなど、オペレーションで解決する部分もあるとは思います。

また、キッチンから料理を出すのに、何故ホールスタッフがキッチン内に入るのでしょうか。ディシャップを作るだけでも作業性は向上すると思います。マネージャーがレジで清算、新しい顧客が来てもホールスタッフがキチンに入ってしまいますと顧客に気がつきません。やはり、キッチンの仕事とホールの仕事を分けて効率を上げなくてはいけないようです。

韓国で成功している要因の一つが高回転率にあるなら、それに沿ったクイック・サービスを可能とするシステム開発が課題でしょう。またそれにあわせたロケイションを選ぶ事が必要でしょう。

渋谷のあのロケイションで2階と言うことを考えますとランチタイムの営業時間を少し延ばし3時までとして2回転、夜も17時から24時までの営業ですので2回転、多くとも2.5回転で事業計画を立てると無理がないと思います。

尚、残念ながらカフェタイムの集客は難しいと考えます。その時間はPAを絞り人件費を削減して仕込時間とするのが良いでしょう。


メニューとしては、同じ韓国生まれのスンドゥブよりパワーを感じました。激辛ホット、私の考える新コンセプト「チリ・イズ・ホット」でもぶるだっく使えますね。(^^; 或いは、立ち飲みと合わせると面白いかも、HongChoブルダックExPressでも提案してみますか。ぶるだっく+まっこり+チャミスルで立ち飲みバーです。


同じ渋谷に、ソウルっ子に人気の鶏料理「チムタク」ってのがありますが、ここもピリ辛の鶏料理。東急ハンズ裏のお店はなかなか良い感じ、インテリアに茶碗(抹茶が点てられそう)が飾ってあります。売ってるのって聞いたら、売り物ではなく時々店主がお客様にプレゼントする事もあるとか。料理はぶるだっくとは違い「焼いた」感じではなく「煮た」感じです。と言うことで、韓国っ子って鶏肉大好き!かもね。

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: HongCho ぶるだっく 渋谷店

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://ldks.sakura.ne.jp/MT4/mt-tb.cgi/26

コメントする

Twitter ID

@iwamoto10
@eMags_Iwa

Please Follow me !

Food Business eMagazine

FOOD ACTION NIPPON

この記事について

このページは、Webmasterが2007年1月19日 23:59に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「Food Business eMagazineVol.06 2007年新年号公開です。」です。

次の記事は「FISH CAKE & DELI(フィッシュケーキ&デリ)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。